「貴方は‥」
「また会えましたね」
中にはあの白い男性が立っていた。
にこっと微笑み、僕の手に触れた。
「まだ名を教えてなかったね、私はハンプティ・ダンプティ」
「僕は優兎‥」
「宜しく、優兎くん」
ハンプティ・ダンプティ。
男性の名前はあまりにも似合わなかった。
「次の世界は大変だよ。覚悟して行くべきだ」
「次の世界?」
「そう、優兎くんは少女アリスを追わなければいけないからね」
そう言ってハンプティ・ダンプティは姿を消した。
‥なんだ、この感じ。
いきなり襲ってきた気圧。
怖さで思いっきり瞳を強くつぶった。


