その日――あたしはいつものように部活が一緒で一番の男友達、翔と帰っていた。



「じゃあな〜」


「うん、ばいばい!!」


別れ道でばいばいして家へ帰る。




すると―




“ドンッ”



誰かがぶつかってきた―。


「イテテテ...(ぶつかられた方だけど一応謝ろう。)ご、ごめんなさい!!」



「ヤダ。」(即答)