社長の彼とあたしの最後の恋愛



ひとつ、ひとつ、心のモヤモヤが取れていく…。


「家で仕事をしてたのも、あなたの側にいたかったからなのよ?」


「あたしの側に…?」


「そう。日中、一人の亜美さんが心配だったらしいけど。私にとっては、迷惑な話しよ?」



うそ…。


そういう事だったの?


「ついでに言うなら、結婚の延期は、社長の見栄」