「だけど、二人、相当怪しい行動が多かったよ?」 「あ~、それはね、社長にレディーファーストが身についたのと、私の彼への責任感ね」 「どういう事?」 「私の彼、ベンチャー企業を立ち上げる為に、ロンドンで修行中なんだ」 何それ? だんだん、自分とは、別世界の話しみたいに思えてきた。