社長の彼とあたしの最後の恋愛



「だけど、それは単なるヤキモチ。ごめんね」


「えっ!?別にいいけど…」


そんな風に、突然謝られたら、許すしかなくない?


ずるいなぁ。


「私ね、ロンドンに恋人がいるの」


「えっ!?そうなの!?」


それ、一番驚いた…。


「だから、安心して。あなたの社長を、取ろうなんて考えてないから」