社長の彼とあたしの最後の恋愛



……あれから数日―。


何とか、夜のお誘いは断ってるけど、さすがにマズイかも。


だんだん、あたしたち、ギクシャクしてる…。



「亜美、今日の夜、時間あるなら、少し顔を出してくれないか?」


突然、洸輝がそう言ってきた。


「顔?何かあるの?」


「うん。実は、新しいプロジェクトが成功して、祝賀会があるんだ」


「本当!?凄い!おめでとう!」