ちーちゃんが、本気で心配してるのが分かる。


そしてあたしは、ドキドキが止まらない。



妊娠?あたしが…?


お腹に赤ちゃんがいるっていうの?


洸輝の赤ちゃんが…。


どうしよう。


明日、病院に行ってみようかな。


家へ帰る途中、そっとお腹に手を当ててみる。


「全然分かんないや」


不思議。


本当にいるのかな?


あたしの赤ちゃん…。