さすがに、夜のカフェは、人が少ないな。 でも、良かった。 だって、あんまり、人に見られたくないんだもん。 「ごめんね。私も、必要以上に、亜美を脅し過ぎたかも」 「違うよ。ちーちゃんが教えてくれた事は、本当の事だもん」 洸輝より二歳年下、そしてあたしより、二歳年上。 それが、美由。 洸輝にとっては、可愛い年下で、あたしにとっては、手の届かない先輩。