社長の彼とあたしの最後の恋愛



そんな難しい話し、あたしには分かんないよ。


でも、洸輝と一緒にいたいんなら、分からないといけないんだよね。



分かりたいのに…。


「あたし、やっぱり社長夫人には向いてないのかも…」


一人、残された部屋で、あたしはただ、泣くだけだった。



ホント、情けない…。