「亜美、もう悲しい思いも、辛い思いもさせないから」


「ううん。大丈夫よ。洸輝がいてくれるなら、悲しみも苦しみも、乗り越えられるから」



だから、いいよ。


悲しい事や、辛い事が、この先またあっても。


それで、洸輝と一緒にいられるなら、本望だわ。