社長の彼とあたしの最後の恋愛



今回の流産は、先生から、科学的流産と言われた。



要するに、止めようのなかった流産だと…。


だから、誰も責任を感じる必要はないって、そう言われたんだけど。


もしかして、あたし以上に、洸輝は苦しんだのかな?



そんな思いは半月後、確信へと変わった。