社長の彼とあたしの最後の恋愛



あたし、そんな事気にしないのに。


洸輝が社長じゃなくてもいい、そう思ってるのに…。



「あなたの元彼の結婚も、少し余裕を与えちゃったわね」


「洸太の事まで知ってるの?」


「だから、社長はあなたの話しばかりするのよ」


美由はため息をついて、ティラミスを口に入れた。