「ったく…なんて声出してんのよ」 周りを見るとクスクス笑い声が聞こえた。 「おい、本堂!!俺様の授業で寝るとはいい度胸だな~(黒笑)」 この一言で私は今の状況が一目でわかった。 途端、周りを見回すとやっぱりみんなクスクス笑っていた。 穴があったら入りたいっていう言葉、今使いたい気分だった。 てか…よ~く考えてみると私、今ものっ凄くやばい立場なんじゃない? 恐る恐る顔をあげてみるとなにやらニタニタ笑っている英語教師『入江孝志(イリエ タカシ)』がいた。