「ふ~ん…まぁ~いいや。ど~せ佳織が授業中もの思いにボケーッとしてるときって恋してるときだけだもんね~(^-^)ノ~~」


ビクッ


佳織の肩が一瞬震え上がったとたん明日香の口の端が上がって

「明日、昼休みに屋上に来てた~ぷり聞かせてもらうから(笑)」



やっぱり明日香にはバレバレなんだね…隠し通せたことって実は一度もないんだ(苦笑)まぁ~明日香とは小学校からの幼なじみってこともあるけど私ってそんなにバレやすいのかなぁ~(*´Д`)=з

そんな事を考えてふと窓の外を見ると何人かが外でサッカーをしていた。


ん!?


佳織の視線はある男の子に向けられていた。
その男の子は朝あの駄菓子屋で出会った男の子だったのだ。


ってか思ったんだけど…まだ6時間目終わったばっかなのにサッカーなんてしていいんだろうか…(謎)



……まぁ、あんまり深く考え込むのはやめよ…ιιあとで明日香に何言われるかわかんないし。



……しかし、やっぱりあの男のこ、目立つなぁ~。やっぱりカッコイいからなのかな…///?