その男は黄色い声を出す女に怪訝そうな顔をしながらズンズンと私の方に向かってきた。 私は後退りしながら 「…あの…何でしょうか…?」 と言った。 「掲示板の報告書…見たよね?」 私は恐る恐るコクンと頷いた。 「だったら話はいらないな。」 「へ?」 グイッ 何がなんだかわからないまま私はその男に腕を掴まれ教室から出て行った。 そして着いた先はやはり生徒会室だった。