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『まーつーしーまーっ
おーきーろーっ』
あぁーうるせぇ…
目覚まし時計よりはるかに
うるせぇ…
しかもオレの上乗っかってんじゃねぇよ!
ポンッ
目は開けずに、腕を伸ばして
加藤の頭を軽く叩いてみる。
時計ならこれで止まるのに。
『・・・』
おっ、目覚まし時計に
なりきったか。
『って、
んなわけねーだろーーっ』
「朝から・・
テンションたけえんだよっ!!」
勢いよく上体を起こすと
ここ数日間で見慣れた童顔が
目の前にあった。
『よーやく起きた!
でも俺、
ノリツッコミしたぜ!
えらいだろっ』
まあそこは、
オレの振りに応えてくれて
面白かったけど。