『えー、座っていいのは
いま私が指さしている
あそこのあたりの
席です。』
教頭の指さす先に
空いている席が密集しているところがある。
あんなにたくさん
人がいるのに
あの一角だけ誰もいなくて、
なんとなく不思議な雰囲気だ。
『ビュッフェなので
いくらでも食べてOKですが
お腹をこわさない程度に
しましょう』
あはははは..
『あと、席は
自由制です。
他クラスとでも異性とでも
構いませんよー』
『まじかよー!!』
『やるな教頭ー!』
『誰か一緒に食おうー』
整列している列の
あちこちから
黄色い声が飛ぶ。
