『んー、私には
その
微妙に横からはみ出てる
シャツのほうが
よっぽどアホっぽく
見えますが?
マツシマレンくん。』
ぷっ
くすくす…
後ろから笑い声が聞こえる。
クソ野郎!!
オレはとりあえずシャツをしまった。
「あんた、ムカつくな。
つか、なんでオレの名前知ってんだよ」
『もう全校生徒の名前はほとんど覚えました。
漢字は
あんまり覚えてませんが。』
「普通の松島に
ハスって書いて蓮だ。
渡辺夏希…覚えとけ」
『はい、覚えました。
わざわざ教えてくれるなんて
松島くん優しいですね』
字を覚えろって言ったんじゃねぇよ!!
また何人か
くすくす笑ってるし。
あー、ことごとく
腹立つなぁこいつ。
オレに恥かかせやがった。
そのあとは
一年間の授業の流れなどを説明して1時間が終わった。
渡辺が教室を出て行こうとするとき、オレはわざと足を引っかけた。
