「よっしゃ!めでたいな!今日はとことん飲むぞー!騒ぐぞーっ!」


『オーッ!』


急に仕切る泰虎を見て、まだ解決してない問題が一つあることを思い出した。


「泰虎、お前結局いくつなんだ?」


「へ?俺?」


その金髪のせいで、全然予測できない。

何度考えても二十歳には見えないけど…。


「俺、この間15になったとこ」


「……やられた」


まさかの年下。

じゃあコイツ、そもそも婚約とかいう年じゃないのか!


「これからもよろしく!由良姉さん?」


憎さ余ってかわいさ百倍とは、こういうことか。


本当勉強になったよ…はぁー。