コンコン 「お嬢!おやっさんがお帰りになられました!」 あれからどれくらいか時間が経ってから、若い奴があたしに知らせにきた。 「分かった!すぐ行く」 とにかく、詳しく、正確に聞かなきゃ! そして断るんだ! 「お父さんお帰り」 「おー由良、聞いたぞ。泰虎がきたんだって?」 はっはっはっと他人事のように笑うお父さんにムッとなる。 「どうだ?なかなかの男前だっただろ?」 「ふざけないで!ちゃんと話してもらうからねっ」 「そうだな。宗太郎!お茶をくれ」