『…なんだよ髪って』 『触らせてたじゃん!教室で!』 『触らせてねーよ。』 『触られてたもん… イヤだった!!!!!!!!』 『付き合ったのだって…ただねあたしの強運だし!』 これ以上言ったら――――― 『あたしじゃなくても良かったんでしょ?』 夢が覚めちゃう―――――― 『だったらあの子の所に戻ればいいじゃん!』 『あたしだって レンなんか――――』 ギュッ あたしはレンの腕の中にいた。 .