『葵ーー?』




『はいっ!!!』





『なんだその答え方。まぁいいや。花火どれから開ける?』





あ!花火が目的で来たのに…忘れてた…








『あ!私、これやりたい♪』






『どれ?暗くて見えない。』





『コレっ!七色に変わる花火…―――――――』


えっ///////






上を見たらレンの顔が近くて…





思わず下向いちゃった…




『照れてんの?』




『いやっ別にそんなんじゃ!!!』





―もっと素直に――――――



『いやっ…でも…そうかな…』






(今…あたしっっかなり乙女な事言った…顔あげづらいな…)




『葵?』




上を向いたら、






久しぶりな


―――レンとのキス――――





バサッ!!!





『ごめんごめん!遅くなったぁ…』





拓斗と真美が帰って来た。









そうして、私達は旅行から帰ってきた。









レン?


あたしだけじゃなくて…

あの時レンも必死だったね…




浮かれてたよ?
あたし…





お願い…
私だけを見てよ…









.