あたしの名前は酒井恋(れん)
ごく普通の高校1年生
こんなあたしにはめっーちゃ
かっこいい1つ年下の彼氏がいるの。

名前は中島樹(いつき) 中学3年生。

クラス1のイケメンで
もうモテまくり・・・。

みんなの前では絶好スマイル!!
あたしの前ではドSの俺様彼氏

もう毎日 ふりまわされっぱなしです。

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「はーい。 今日はここまで」

やっと授業が終わった。 帰ろう♪

「恋 校門前で誰か待ってるよ?」

そう言ったのは親友の水田理麻だ。

黒髪のショートで可愛い。

あたしのたった1人の親友だ。

「え? 誰だろー」

そう言って のぞいてみるとそこには

まさかの樹?! なんでええええええ?!

「理麻ごめんね!行ってくる」

「はいよー また明日ね♪」

あたしはダッシュで 校門へ

「おい 恋遅い!!」

「え 樹今日一緒に帰るって約束してたっけ?」

「お、俺が帰りたいって思ったから」

「そっか♪ 嬉しい!えへへ」

樹の顔を見上げると ほんのり顔が赤い

「樹どうしたの?顔 少し赤いよ?熱?!」

心配になって 顔を近づける

「ち、ちがうって!熱なんかねぇし。ほら帰るぞ」

そう言われてそのまま手をひっぱられた。

2人だけの幸せな帰り道