弘樹に相談しよう・・・。
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午後になり、私は弘樹と待ち合わせしていたカフェに着いた。
「瑠実、こっちこっち」
弘樹がいる方に私は走る。
「ごめん!待った?」
「全然!」
あぁ・・・。
弘樹は優しいな・・・。
誰かと違って!
「瑠実、何飲む?」
「んー・・・、キャラメル・マキアートでいいやッ」
「じゃあ俺も。すみません」
弘樹は隣のテーブルを拭いているお店の人に声を掛け「キャラメル・マキアート2つ」と注文した。
「ねぇ・・・弘樹~。聞いてよ」
「ん?何?」
弘樹は私の方に顔を向ける。
