天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅣ

寝込みだろうが、食事をとっていようが、小岩井以外の者を巻き込まないのであれば。

彼にいつ戦いを仕掛けても構わない。

小岩井はそう言っているのだ。

魔物であるメアリアンに対して、いつ命を狙われても構わないと。

「そういう条件でなら、たとえ不意打ちで首を刎ねられようと自分は文句を言いません」

…メアリアンの口角が、つり上がる…。