奇妙な剣だった。
片手剣と同程度(約90センチ)で鍔は極めて短く、刀身は真っ直ぐ。
切っ先がなく、先端は円みを帯びている。
刀身は両刃で刃幅は比較的広く、厚みもある。
切れ味もさる事ながら、その刀身の重量で対象物を『断ち斬る』のに適した剣だった。
「うふふふっ…死神は当然大鎌と思っていましたけれど…」
口元に手を添え、上品に笑うメアリアン。
「そうですか…『エクセキューショナーズソード』…それも確かに死神にはお似合いの武器ですよね…小岩井お兄様…」
片手剣と同程度(約90センチ)で鍔は極めて短く、刀身は真っ直ぐ。
切っ先がなく、先端は円みを帯びている。
刀身は両刃で刃幅は比較的広く、厚みもある。
切れ味もさる事ながら、その刀身の重量で対象物を『断ち斬る』のに適した剣だった。
「うふふふっ…死神は当然大鎌と思っていましたけれど…」
口元に手を添え、上品に笑うメアリアン。
「そうですか…『エクセキューショナーズソード』…それも確かに死神にはお似合いの武器ですよね…小岩井お兄様…」


