ゾンビらしくないコルプスに、一同困惑。
小岩井も彼の存在を確認後、人間に害を及ぼすようなら『死神の掟』に則って魂を回収しようと考えていたのだが。
「これでは無闇に魂を刈り取る訳にはいきませんね…」
小さく呟く小岩井の横で。
「…………」
何を思うのか、雪菜がじっと彼の横顔を見つめている。
ともかく、特に危険のないコルプスの様子から、このままにしておいても良いと判断。
「あまりお邪魔してもよくありません…自分らはここで失礼しましょう」
小岩井はあっさり踵を返す。
「ちょ…彼は放っておいていいの?」
「ええ…悪意は感じられませんし…」
ルイの問いかけにも振り向かず、小岩井は歩き出す。
小岩井も彼の存在を確認後、人間に害を及ぼすようなら『死神の掟』に則って魂を回収しようと考えていたのだが。
「これでは無闇に魂を刈り取る訳にはいきませんね…」
小さく呟く小岩井の横で。
「…………」
何を思うのか、雪菜がじっと彼の横顔を見つめている。
ともかく、特に危険のないコルプスの様子から、このままにしておいても良いと判断。
「あまりお邪魔してもよくありません…自分らはここで失礼しましょう」
小岩井はあっさり踵を返す。
「ちょ…彼は放っておいていいの?」
「ええ…悪意は感じられませんし…」
ルイの問いかけにも振り向かず、小岩井は歩き出す。


