天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅣ

見ていた生徒達がギョッとする!

「ちょっ、何ですかあの脚力!」

「人間業じゃないでやんす!あの距離をあんな一瞬で詰められるんでげすかっ?」

雪菜とオカンが口々に言う。

「縮地(しゅくち)って奴ね…」

「古代より知られる瞬動術の一つだな…」

流石武道を修めているヤンブラコンと二刀流は、こはくの動きに気づいたようだ。

そうこうしている間に。

「うわっ!」

天才チビッ子が。

「もうアウトでげすか!」

オカンが捕まる。

「っ…!」

接近してきた所を柔道技で対抗しようとした図書館好きも。

「!?」

その掴もうとした腕を掻い潜られて。

「はい、アウトです」

簡単にこはくに捕まってしまう。