「と、ところで…」
一緒に歩いていた鞠子が、こはくと雪菜に話しかける。
「最近また、怪談話があがっていますよね?し、知ってますか?」
「お化け怖ぁあぁあぁいっ!」
雪菜、まだ何も言ってねぇって。
「天神学園の校舎のどこかに地下室があって、そこに一つ棺桶があるらしいんですけど…夜な夜なその棺桶から、ゾンビが這い出てきて校内を徘徊するらしいんです」
「へぇ…それって本当ですか?『鞠子先生』」
「あっ、こはくさん、その呼び方は…っ」
何も知らないこはくが言い、雪菜が止めようとするも時既に遅し。
「誰が上から下から右から左からマリコだっちゃらべさっっっっ!」
何か聞いた事もないような謎の方言で、鞠子は眼鏡を外して放り投げて大激怒した。
「き、聞き間違いですよ『マリー先生』、こはくさんは『マリー先生』って言いましたよ?」
慌てて鞠子を宥める雪菜に。
「え、そ、そうですか…?…あ、眼鏡どこ行っちゃったのかな…」
鞠子はいつもの大人しモードに戻り、放り投げた眼鏡を探した。
一緒に歩いていた鞠子が、こはくと雪菜に話しかける。
「最近また、怪談話があがっていますよね?し、知ってますか?」
「お化け怖ぁあぁあぁいっ!」
雪菜、まだ何も言ってねぇって。
「天神学園の校舎のどこかに地下室があって、そこに一つ棺桶があるらしいんですけど…夜な夜なその棺桶から、ゾンビが這い出てきて校内を徘徊するらしいんです」
「へぇ…それって本当ですか?『鞠子先生』」
「あっ、こはくさん、その呼び方は…っ」
何も知らないこはくが言い、雪菜が止めようとするも時既に遅し。
「誰が上から下から右から左からマリコだっちゃらべさっっっっ!」
何か聞いた事もないような謎の方言で、鞠子は眼鏡を外して放り投げて大激怒した。
「き、聞き間違いですよ『マリー先生』、こはくさんは『マリー先生』って言いましたよ?」
慌てて鞠子を宥める雪菜に。
「え、そ、そうですか…?…あ、眼鏡どこ行っちゃったのかな…」
鞠子はいつもの大人しモードに戻り、放り投げた眼鏡を探した。


