*初恋⑤* ~☆梨紗のFirst Love☆~

梨紗が席へ戻る為後ろを向いた瞬間、真人達に気付き軽く目を見開いた


一磨が口元に人差し指を持っていった


梨紗は他の生徒に気付かれないように真人にニコッと笑い、一磨には


梨:「いーっだ。」


軽くバカにしたような態度をとり席に着いた


慧:「ボソッ 梨紗ノート何も書いてないぞ。」


渉:「ボソッ 恐らく何かしらは書いてますよ(苦笑)」


真:「次行こうか。」


一:「はい。」


4人は教室を出た


真:「机上にぬいぐるみって有りなのか?」


一:「有りですよ。お揃いです。」


慧:「弟がこれで可哀想だな(苦笑)」


渉:「はい、とても(笑)」


そこで授業終了のチャイムが鳴った


渉:「ノート預かって来ますか?」


3人:「お願い。」


渉は梨紗のとこに行きノートを借りてきた


真:「梨紗(苦笑)」


慧:「イタズラ書きが(苦笑)」


一:「生徒会役員似てるけど何で俺マント羽織ってんだ?」


渉:「大魔王だから。」


真:「暇なんだろうな(苦笑)」


一:「ノート返して来ますね。」




梨:「あ、一磨君だ。」


一:「ノートはお絵描き帳ではないよ?」


梨:「見たんだ~(黒笑)
何で真人さん達がいるの?」


一磨は経緯を話した