梨:「懐かしいね。」


一:「だな。
あの時の場所に行こっか。」


梨:「うん。」


2人は去年と同じ場所に行った


一:「始まるな。」


一磨は後ろから梨紗を抱きしめながら花火を見た


花火が打ち上げ終わった後


梨:「来年も見ようね?」


一:「勿論。」


一磨は触れるだけのキスを落とした


梨:「~~~////」


一:「好きだよ、梨紗。
赤かったのがもっと赤くなった(笑)キス以上のことしてるのにさ。」


梨:「穴があったら入りたい。」


一:「掘り出すから。」


梨:「言うと思った(笑)…ん?」


一磨は梨紗の薬指に指輪を嵌めたのだ


一:「ネックレスじゃなくてやっぱり指がいいなぁって。」


一磨は梨紗の付けているネックレスを外し梨紗に渡した


一:「梨紗が嵌めて。」


梨:「…痛くない?」


一:「ん、痛くない。

やっと嵌められた。」


梨紗は一磨の手を握った


一:「梨紗の手は小さいね。」


梨:「一磨が大きいんだよ。」


一:「手握ってくれたお陰で梨紗をギュッてしやすくなった。」


一磨は後ろからキツく抱きしめ梨紗の肩に顎を置いた


一:「…こそこそしてないで用があるなら入って来いよ。」