そして、 冷ややかな黒い瞳がこの部屋の主を見つめる。 「あなたは昨日嫌がる少女を押さえ付けて犯そうとしましたね。」 は…? その姿さえもまだ受け入れられない俺はどうしようもなく戸惑っている。 黒い天使はさらに続ける。 「その少女は大変深く傷ついているようです。よってあなたを【イリーガルの刑】に処します。」 「え…?」 「なおこの刑に関してはあなたに拒否する権利はありませんので。」 淡々と喋り続ける冷酷な天使。