ヒーロー・ズ・ストーリー


彼女は「ヒッ」とかぼそくも、小さい悲鳴を上げた。




一瞬にして、彼女の表情が凍りついた。



そして俺は無意識のうちに彼女の首元に唇をあてていた。


彼女の体は小刻みに震えていた。



もう、











俺の人生は終わりだった。