蜂屋秋人(はちや あきひと)
進学科。白学ラン。
日本有数の財閥の御曹司。

ものすごい美形で、
まさに好青年と言わんばかりの爽やかさ。

その上、新入生あいさつにも選ばれる程、頭が良いともなれば…進学校の女子生徒でも、色目気だつ。



ちなみに、
白制服校舎はエリート進学校。

黒制服校舎も進学は多いが、各分野に分かれているのでそれなり…なのだ。



勿論、
そんな蜂屋は、周囲の反応なんて気にする様子もなく、全てスマートに済ませ席についた。



また、その姿に冷静さを感じて、更に好印象を生徒に、父兄に、先生方や来賓の方にも与えた。



この一件で、蜂屋は
『蜂屋王子』
と、みんなに尊敬され、注目され、更には嫉妬されるほどの

完璧な理想の王子

の代表となった。



【めんどくさい】

蜂屋の表情の下に、こんな『無気力』な思いが隠れているなんて、誰も気づく事はなかった。