そしてコンビニの隣の深い溝から着信が聞こえた。
覗きこむと、
「ひっ…!!」
七恵の無残な死体があった。
それと同時に七恵の言葉が頭に過ぎった。
『缶蹴りは続いてる』
そして次は…

ワタシノバン

気づけば走っていた。
そしてあの日缶蹴りをした神社に着いた。
神社の階段を上がり切ると目の前には、
「な、なんで…?あの時の缶が??」
怖くなり、あの日と同じ様に…あの秘密の小屋に隠れた。

身を潜めていたらいつの間にか声が聞こえてきた、
「さっちゃーん?何処にいるの?」
京子ちゃんの声だった。
絶対に声を出しちゃいけない…
そう思ったときに、
携帯の着信がなった。
足音がだんだん大きくなって、
小屋の前で止まった
「ここかな…?」
怖くて目をつぶっていっら、

いつの間にか静かになっていた。
そっと顔をを上げたら、
目の前にはずぶ濡れの女の子が立っていた。
「さっちゃん、見ーつけ…た」とっさに後ろにさがった瞬間!
ドンッ!

肘が重ねてあった鉄筋にぶつかり崩れてきた、
「きゃーーーーっっ!!」


翌日、小屋には血まみれの女が倒れていた。
「なんか三人死んだらしいよ」
「怖くない?」
「でもどうして死んだんだろう…?」
町で囁かれる噂…