いつものとこに付いたけど…



那菜衣居なくね?



しばらく待っているといきなりあたしの前に黒塗りの車が現れた



おわっ!!危ないな…



そう思いながら車を凝視してるとスライドのドアが開いて中から那菜衣が出てきた



「茉夜っごめん!!」


『っはあ!?何いきなり!!』


あたしがそう訪ねても那菜衣は何も話してくれずただ悲しい顔をするばかりだった



不思議に思っていると後ろからいきなり押さえ込まれ油断していたあたしはなんかの薬品を嗅がされ意識を手放した



記憶が途切れる前に那菜衣が悠を呼ぶ声と悠があたしの名前を叫ぶ声が聞こえた気がした