紫陽花~7色のヤンキー達~




泰芽side


『もしどんなパーティーに慣れてる人でもこんな嬉しいパーティーはきっとほかにないよ。』



そう言って茉夜は笑った










あの笑顔は反則だろ



他の奴等も同じように思ったのか一斉に後ろを向いた



誰も何か言ったわけではないが自然と7人で円になった



「ねぇ今の言葉といい笑顔といい茉夜は俺達を殺したいのか?」



茉夜は普通にしてるだけでもすごい美人なのにあんな笑顔見せられたら普通の男なら再起不能だ



幸いさっきの笑顔は俺達以外見てねぇから他の奴等まで被害は及ばなかったがな



「あいつは本当に狙ってんのか?」



と莢斗



きっとそうゆう事考えて行動する奴じゃねぇ事は俺達全員わかってる



だからこそ厄介なんだよなぁ



「「「「はあぁぁ……」」」」



と7人全員が大きなため息を吐いた