紫陽花~7色のヤンキー達~




そして奥にあるステージのような所には見覚えのある顔が7つ



その7人のはるか頭上には


 紫陽花の姫君歓迎会!!


と書かれていた



きっとあたしは今すんごい間抜けな顔してんだろうなあ


だってこんなの初めてだからどんな反応してどんな表情すればいいのかわからないよ



あたしがどうすればいいかわからずつっ立っているといつのまにか莢斗、燈頼、翡翠、翔護、泰芽、比奈汰、汰叶が集まっていた



「茉夜どうです?気に入りましたか?」



『気に入るもなにも……こんなのしてもらったの初めてだから嬉しすぎてどう反応すればいいかわかんないよ…』



あたしがそう言うと皆が安心したように息を吐いた



『?』



「皆茉夜が喜んでくれるか心配だったんですよ。」



『なんで?喜ぶに決まってるのに。』