「俺は鈴木翔護(ｽｽﾞｷｼｮｳｺﾞ)2年だよ!!」
『翔護ね。わかった。』
「次は俺か。」
と言って立ち上がったのは緑頭
「俺は仁科翡翠(ﾆｼﾅﾋｽｲ)2年だ。よろしくな。ここの奴等は煩い奴ばっかりだけどみんないい奴だからな。」
『うん。翡翠ね。わかった。よろしく。』
「最後はこの俺か～!!」
そう言って立ち上がったのはまだここの附属の中学の学ランを着ている藍色頭の男の子
「俺様は南泰芽(ﾐﾅﾐﾀｲｶﾞ)だ!!泰芽様と呼べ!!」
うわっなんかめんどくさそう
『はいはいわかったよ。泰芽ねよろしく。』
「あっ茉夜お前今俺様を呼び捨てにしただろっ!!様を付けろっ!!様を!!」
『泰芽だって今あたしを呼び捨てにしたじゃん。同じ。泰芽が茉夜様って言ったら様をつけてあげなくもないけど。』
「なんだお前!!今何回も呼び捨てにしたな!!怒るぞっ!!」
『もう怒ってるじゃん。めんどくさいな。』
「あ～!!お前本当にムカつくなっ!!こうなったら腕相撲だ!!勝負しろ!!」
『嫌。あたし腕相撲で男に勝てるほど腕力ないし第一泰芽と腕相撲して何が面白いのよ。めんどくさい。』
あたしがそういい放つと泰芽は顔を赤くして怒り始め翡翠がなだめていた
そして翡翠と泰芽以外の全員が肩を震わせて笑いを堪えていた
何が面白いのかさっぱり
あたしアイツと絡むのすごい嫌なんだけど
