「ごめん…。」
難しい顔をしながら謝ってくる莢斗
『はぁ?何が?』
謝罪の意味がわからず聞き返すと莢斗は少し驚いたような苦い顔をした
「…っだから由斗の事黙ってたこととお前とお前の友達巻き込んじまったこと…」
そうゆうことか…
やっと納得がいったあたしはバカなのか?
とか思いながら口を開く
『別にいいよ。気にしてないし。由斗とも話せたしね。ただ那菜衣と悠にはちゃんと謝ってね。あたしはともかく2人は何も関係ないし。』
あたしがそう言うと莢斗はわかったと言って頷いた
そのあとはいつもどうりのあたし達
きっと運転してるお兄さんと眠っていた莢斗と本を読んでいた燈頼にはいい迷惑なぐらい車内は煩く翡翠に何度も怒られた
