そしたらいつの間にか葉月が本当の子供に見えた。 葉月は俺の大切な子… 大切な家族… 『お父さん!』 そう呼んでくれるのが嬉しかった。 だから決めたんだ、葉月はずっと西園寺家の子だって。 西園寺家の家族だって…