この場所で過ごして 3




「名央くん、今日は一平たちと勝負してくれてありがとう」


「ああ」


「それじゃあ」



ジジイは席から立ち上がり歩き出した。



「…さて、真央たちのとこ戻るか」



俺は立ち上がって控え室に戻った。