「昔から何もできなくてこうやって人を傷つけることしかできない、家族も守れない」 「一平…」 「俺は長男失格だ…」 俺は一平の肩をぽんと叩いた。 「お前、家族守りたいんだろ?」 「ああ…」 「だったらその気持ちで充分じゃないか!」