この場所で過ごして 3




草宮は真央くんの頭を撫でた。



「例え相手がどんなに強くても俺は戦う」


「名央兄…」


「俺のこと信じろ、お前ら」



すると真央くんたちは集まって何かコソコソ話し始めた。



「どうする?名央兄病院送りになったら」


「お見舞いには何持ってきましょう?」


「え?名央兄もう負け決定なの?」