この場所で過ごして 3




すると理央は観客席のほうを見上げる。



「誰かバスケやりたい人いませんかー?」



そんなとこから探すのかよ!!


つかそんなんで来るやついないだろ!!



「名央兄、どうしよう」



理央はこっちのほうに戻ってきた。