「ごめんっ!大丈夫か!?」

飛鳥も驚く。

「だ…大丈夫…。でさ、美穂のうちだけど…」

飛鳥の顔が真っ青になっていく。

「どしたの?」

「いや…」

飛鳥は前を向き、家へ帰る道へ抜けた。

「ねぇ、どしたの?」

めぐみは飛鳥に聞き続ける。

「別に…」

「あっそ…。じゃあいい、降りる。止めて」

「はぁっ!?」

めぐみの言葉に飛鳥は驚く。

「早く止めて」

「嫌だ。帰るぞ」

「止めてったら!!」