「うるせーなぁっ!何だよ!」

母に向かってその言葉遣い。

「何よその言葉遣いっ!!
 飛鳥嫌いっ!」

子供のように叫び出す飛鳥母。

「まぁまぁ落ち着け」

2人の間を割って入ってくる飛鳥父。

「だって…!ふんっ…」

「もういいから…、何か用事でも?」

飛鳥はめぐみの両親に問う。

「いいや、特に何も無いが、様子を見に来ただけだ。夜遅くにすまんな、みんなで晩ご飯食べに行ってたんだよ」

めぐみ父はそういう。

「そうですか」

「…じゃあ早く帰ってくれる?宿題あるし…飛鳥も仕事あるし」

めぐみは父に言う。