「さぁ、どうぞ?」

めぐみは飛鳥にオムライスが乗ったお皿を机に置く。

「…おぉ…!」

飛鳥の目がキラッキラだ。

「な…なに…?」

「破けてないっ!!」

「(ギクッ…)」

めぐみはささっと自分のオムライスを隠す。

「俺が作るといつも破けるんだよなー…」

「え"料理出来んの!?」

「オムライスぐらい作れます!」

「へー…ま、食べてよ」