非・リア充彼女

「すっごいオタクだよね…」

「“オタク”じゃない、“ヲタク”だ!」

何か文句ある?と言うような顔で飛鳥を見る。

「…文字で書かなきゃわからないじゃん…」

「ヲタクで何か悪い?」

「いやいや、悪いなんて言ってないでしょ。
 俺はね、ヲタクだからって離れたりしないよ??」

いきなり意味不明な事を言い出す飛鳥。

「…はぁ?」

「ヲタクってさ、いい事だと思うんだよ。
 何かにハマってそれに興味を持って、どんどん突き進んでいくんだよ?誰にでもハマることがあると思う。ないと個性もないし、人生つまらないでしょ?」

飛鳥はそう言ってにっこり笑う。