非・リア充彼女

「……はぁ!?」

突然の父の言葉に驚くめぐみ。

「わかりました」

当たり前のように返事する飛鳥。

「へ〜…」

どうでもいいような声を出すあゆみ。

「あらあらあら…」

意味不明な母。

「荷物はもう全部届けてあるから」

父がそう言った瞬間、めぐみは2階の自分の部屋までダッシュで駆け上がる。

「ないっっっっっ!!!
 荷物がないっ!!
 私の大切な本はっ!?」

混乱するめぐみ。

「だから届けてある。
 さぁ、新居へ行ってくれ」

父は嬉しそうにそう言う。

隣で飛鳥も微笑んでいる。

めぐみは思った。

(ー…なんだこいつら)